民間冒険記〜共鳴〜

〜暗黒の魔法使い〜ブラックウィング本部

???:ふふふ…

水晶玉に映し出された光景を見て笑う。

???:騎士団長。よくぞそこまで行ったものだな。

俺の結界領域に初めに入ったものは…

部下:さすがですね。???様。
???:まだほんの序章にしか過ぎん。

???:そろそろ仲間割れを見せてもらおう。
???:ハッハッハッハッハ…






ホークアイ

神獣:…
ホーク:ん?ここから気配を感じないのか?
神獣:(こくりとうなずく
ホーク:まいいったな…

スドドドトォォォォォ!

ホーク:何だ?!

黒い結界が地面に描かれる。

ホーク:うわぁぁぁぁ!!




〜温暖〜

ナインハート:温暖気流こと温暖。
       あなたに重大な任務を与えます。
温暖:ん
ナインハート:エレヴの宝石、神獣の涙 が盗まれました。
       ただちに追いかけてください。
温暖:で、どこにいるって?
ナインハート:よくわかりません。
温暖:…それってさ面倒だろ
ナインハート:ですが一大事です!
       必ず捕まえてください。
温暖:おっけー。そのかわりたくさんの報酬待ってマース。
ナインハート:ふぅ…。それなりの報酬は与えます。
       なので直ちにいってください
温暖:了解!





〜民間〜

この洞窟か? 怪しい感じがするな…

ドゥ!ドゥ!ドゥ!
黒い弾が飛んでくる

民間:っく!

ドドドーーーン!!!!
ガラガラドーン!

後ろにあった岩山に黒い弾があたり、無残に砕け散る。

民間:暗黒の…魔法使い…
暗黒:せいかーーーーーい♪
暗黒:せっかくお前が着いてこなくなって振り切れたと思ったのによ
   アジトまでかぎつけられるととはな。
民間:…ただの…運さ…

心臓が高鳴る。

ギャァン!

剣と杖がぶつかる。

洞窟に振動が響く。






〜野原〜

ミル:この辺だよ。
野原:こんなところに暗黒の魔法使いがいるのか?

シュッ!!

ミル:うわぁっ!

ビュン!

野原:…緑色の鮫…?
ミル:あそこ見て!マスター!!
野原:っ…!あれは…
   シグナス騎士団団長ホークアイ!!

ホーク:……

ドシャァ!!

また緑色の鮫を撃つ。

シャァ!
ミルは華麗に滑空しよける。

野原:ミル!あれがお前の感じたもやもやか!?
ミル:違う!こいつじゃないよ!多分!
野原:なぜ騎士団長がああなったか知らないが
   無駄な戦いは避けるぞ!
ミル:オッケー!!!マスター!

ガァァァァァァッ!!!

低空を飛ぶ。

野原:アイツの足じゃおってこれないだろう。
ミル:あ!あの洞窟!あの洞窟の中だよ!!

ゴオオオオオ!!

ミルと野原は洞窟の中に入って行く……



〜続く〜