民間冒険記〜終焉・蕾〜

〜暗黒〜

暗黒：…おし！やろっか♪
民間：っく…

ざけぇよてめぇらなんかな・・・・
俺が手を下すまでもないな。

暗黒：と思ったけど…
　　　こいつに倒してもらおうっと

ドラゴン：ﾄﾞｭｱｱｱｱｱｱｯ!!!!
民間：どら…ごん？？
　　　はははっあのレーダーに狂いは無かったようだぜ。
　　　
ミル：…あいつ…！！
　　　
ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

ホーク：ん？　ｶﾞﾁｬ　もしもし。
　　　　あーわかりましたー
　　　　ｶﾞﾁｬ　ﾂｰﾂｰ
温暖：どうした。
ホーク：ん、今から超重要な会議があるんだ。
　　　　じゃあね〜〜〜
温暖：っ！

馬鹿かアイツ…

温暖：おっし！俺あいつと戦うわ。
　　　もとは神獣の涙取り返せなかったからあいつが復活したんだし
ドラゴン:おもしろい…

温暖：いくZE！！

ザスッ！　

空気が震える。

〜温暖〜

温暖：ハァ？
　　　なんだよコイツ…
ドラゴン：ここまでかな？
温暖：終わるわきゃねぇだろーがよ！！

ザスッ

地面を蹴る。空中でフラッシュジャンプ。
フラッシュジャンプでとんだ直後に手裏剣を投げる。

だが手裏剣は前回と同じようにドラゴンの鱗まで届かない。

温暖：どうなってんだよ！

地面に着地してからステップを踏む。

温暖：何だよあれ。なんの魔法だ？
　　　なぜ手裏剣がアイツの近くにいくと消えちまうんだ？
ドラゴン：話にならん。
　　　　　ドラゴンはほとんどが属性をもっている。
　　　　　そうだろ？
温暖：どういうことだよ…！

ドラゴンの口から赤い光が見える。

ﾎﾞｯｫﾜｧｧｧｧｯ!!!!!!!!

炎に似た何かが飛んでくる。

それを軽々とよける。意味不明だ。
属性を持っている？…ドラゴンはほとんど。
炎の弾？今のが？
アイツの属性は火か？

温暖：なら…お前の弱点は氷だ！！

ふただび地面を蹴る。さっきとは違う方向に。

〜ミル〜

温暖が飛んでくる。
どういうことなんだろう。弱点が氷？

温暖：おい！ミル！アイツに氷をかけてやれ！

近づいてくる。

ﾌﾞﾜｯ

温暖の姿が消える。

その瞬間。
ｽｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯｶﾞｶﾞｰﾝ
ミルの横にある岩が崩れる。

ドラゴン：フン…隙をみせるからだ。

ミルは悟る。

民間：温暖！！

民間は足を踏み出そうとしたが、
途中で何かに気づいたのか足を止める。

民間はとまったと思いきや、ミルの近くに来る。

民間：ミル！お前、氷属性の魔法か何か打てるか？

首を横に振る。

ミル：僕は魔法力しかないんだ。
　　　僕の魔法力とマスターの魔力で始めて力が出るんだ。
　　　だから、マスターがいないと打てないんだよ。。。
民間：野原もこの状態じゃあな…

マスターは深手を負っているように見えた。

ふと、マスターの横においてある薬を見た。

ミル：民間！この薬使えない！？

〜温暖〜

激しい衝撃が走る。
ミルのところまで駆け寄ったとたんこれだ。。。
割れた岩と痛みにより動けない。

岩の間から、民間が見える。こっちへ向かってこようとしている。
だが民間は足を止めた。

温暖：正解だぜ民間。

俺のほうに駆け寄ったら、ドラゴンに背を向けることになる。
民間もやられてしまうのは一番避けたい。

俺は…暗黒の魔法使いに勝ってから助けに来いよな。

〜続く〜